ハイパー断熱工法

住まいがどれだけ熱の出入りを遮断し、外気温の影響を受けないか。「断熱性・気密性」を強化することは、冬の寒さが厳しい北海道では特に重要なポイントになります。“140mmの高性能グラスウール”プラス“40mmの高性能発泡系断熱材”で外断熱し、180mmの超高断熱化を実現。暖かさでは従来より高い評価をいただいている2×6工法との融合で、従来を越えたハイパーな断熱工法が誕生しました。

Hyper理由その1ハイパー断熱工法は外断熱性能で超えた

高い断熱性能

壁構造の断熱性能が2.5倍アップ

プラスチック系断熱材は、樹脂を発泡させることで樹脂の中に気泡(セル)を構成しています。なかでも高性能な製品は、気泡の中に、発泡ガスとして使用した断熱性の高いガスを閉じ込めることで、より高い断熱機能を実現しています。知識の取得・向上に努めています。

性能が低下しにくい

経時変化の少ない「長期性能維持断熱材」

断熱材に使用しているフェノール樹脂は高いガスバリア性を有し、そのため断熱性能経時変化が極めて少ないという特性があります。

防火性が高い

炎をあてると炭化して燃え広がらない断熱材

地球にやさしい

フロンガスを使用しないグリーンガス系断熱材

従来のプラスチック系断熱材の発泡ガスに多く使われてきたフロン系ガスは、オゾン層破壊、地球温暖化の原因となります。このフロン系ガスを一切使用しない「グリーンガス」発泡だから、環境にやさしい、理想の発泡ガスです。

Hyper理由その2窓の断熱性能で超えた

住宅の断熱性を上げるには、壁と開口部の強化が効果的です。壁の場合には、断熱材の厚さを増したり、高性能な断熱材を用いることが一般的に行われていますが、開口部には壁ほどの気が配られていません。例えば、家の中で大きな面積を占めるサッシの性能が低いと、いくら断熱材を強化しても、サッシから熱がどんどん逃げてしまいます。したがって、家の高性能化を求めるのであれば、サッシも高性能なものを使わなければならないのです。

室外側および室内側ガラスにはLow-Eガラスを使用し、夏には日射熱を抑えるとともに紫外線を防ぎ、冬には室内の暖房熱が逃げるのを防ぎます。ガラス間には熱伝導率が低いアルゴンガスが封入されています。